ガジロウとは

福崎町キャラクター「ガジロウ」

福崎町は民俗学の父といわれている柳田國男のふるさとであり、彼の著書でさまざまな妖怪が登場します。このガジロウは、その中でも柳田が書いた回顧録「故郷七十年」で登場する「河童(ガタロ)」の弟役として誕生しました。川で待ち伏せていて、遊びに来た子どもたちのお尻から、尻子玉を抜いてしまう愉快なヤツです。この尻子玉というのは、河童が人間のお尻から抜くと言われている架空の臓器で、尻子玉を抜かれた人間はふぬけになるとかならないとか。